愛と理非道

おうちだいすき永遠の中二病ワーママの雑記ブログ

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ビカクシダの板付けに初挑戦してみた件

我が家にいま空前のビカクシダブームがきている。

知れば知るほど奥深く、見た目もめっちゃ好きーということで、オタク気質の強めな夫婦がハマらないわけがなかった。

 

で、YouTubeとかで動画を観漁った結果、ビカクシダの板付けってそんなに難しくないんじゃね?となった。

大雑把で不器用なタイプであるけど、わたしでもいけそうな気がしないでもない。

ということで、いそいそとビカクシダの板付けに初挑戦してみたのだ!

 


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参考にさせていただいて、やってみよう!と思ったのがこの動画。シンプルな板付け方法と軽快なトークに勇気づけられた・・・!

 

今回使用したのが、アルシコルネのポット。ビカクシダの中でも比較的育てやすいというやつで、めちゃめちゃ初心者なわたしにぴったりなやつ。

 

これを、ホームセンターで買った板と水苔で板付けしていくぅ!

 

成長点の向きがめちゃめちゃ重要らしいのだけど、合っているか自信がない!!

間違ってたら板の向き変えたらエエやろの精神で、ひたすら釣り糸で形を整えていく。

 

なんか余談だけど、色々な動画で釣り糸でいいってみたから家にあった釣り糸を使ったけど、めっちゃやりづらくて。ダイソーの透明ミシン糸がいいとのことだったので、別の板付けのときにダイソーの透明ミシン糸使ったらめちゃくちゃやりやすかった。

行くべきはダイソーだったぞ!

 

で、完成したのがこれ。

糸の処理が大雑把すぎる感がいなめないけど、おおむね満足!

 

板付けされたのを買うのもいいけど、自分でやってみると愛情やばいわね・・・!壁に掛けとくと、ついニヤニヤしてみちゃうわね・・・!

 

初めて板付けした記念すべきビカクシダのアルシコルネちゃん。大事にしていきたいと思いますー。

トランス・ワールド|地味に名作映画では?伏線回収がやばいから見てほしい


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なんかすっごい名作を見てしまった・・・!という気持ちになる。

メインの登場人物は、黒髪の女性サマンサと金髪の女性ジュディ、若い男性トムの3人。その他終盤で登場するドイツ人の男性ハンスだけ。この4人しか登場しないうえにCGもほぼ使っておらず、場所もこの山小屋と周囲の森しか出ないにも関わらず、しっかりSFなんですこれは!

前半に散りばめられた謎や伏線が、中盤から後半にかけてどんどん綺麗に回収されていくのがすごく気持ち良い。

最初はホラーっぽさもありつつ、ドイツ人が出てきたあたりから実は3人には共通点があることがわかって・・・。その共通点の濃密さや終盤の切なさ、どれをとっても秀逸な映画ですこれは。

派手さはないけど鳥肌がたつといった経験はなかなか映画では感じたことがないけど、トランス・ワールドは発想とか脚本がとにかく凄かったんだろうと思う。

低予算で作られているらしいけど、その中で、しかも90分でこのクオリティ?って驚く。

これはぜひ前知識なしで見てほしい。すごい名作だと感じました。

ドント・ルック・アップ|ブラックジョーク効きすぎやろ!めっちゃ好きな映画


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まずキャストが豪華すぎてネトフリやべぇなというところなんだけど、キャスト豪華だしポストアポカリプスもの大好きだしってことで観てみたらめっちゃ面白かった。

天文学者のふたりが彗星衝突からの世界の終わりを確信し、情報発信しようとするも誰にも信じてもらえず最終的に滅亡するっていう。ポストアポカリプスって一部生き残るとか絶滅回避パターン多いけど、この作品はちゃんとしっかり滅んでいるところも良かった。

ネット社会を揶揄した大衆心理、政治家の保身と自分勝手さ、資本家の厚顔無恥さ、パンデミックとかまさに現代!という感じですごい納得できる。というか、今この世界で誰かが「明日世界が滅びるよ」って言っても、この映画と同じ状況になりそう。フィクションが溢れすぎて、いま社会に生きてる人は信じないよね確実に。

選挙がエンターテインメント化しているとか、政治家一家とか、アメリカ流の風刺が効きまくってるところもいい。確実にブラックジョークなんだけど、オチもついて笑える。

ミンディ博士が奥さんに浮気を許してもらうんだけど、奥さんからも過去の浮気を暴露されるとか。脱出した上流階級の人々が謎の生物に襲われるとか。

ミンディ博士がイケメン教授扱いにも笑った。太っててEDで糖尿だぞ。でもイケメン枠だって。ケイトもすごい良かった。やさぐれてたときもあったけど、理解してくれる彼くんと過ごせてよかった。

最後は家族や親しい仲間と普通通りに過ごしながら滅びる。

バッドエンドなんだけど、たぶんポストアポカリプスとしては最高の死に方なんじゃないかな。少なくとも、わたしは彼らと同じような終末を選ぶと思う。

すごい集中して見入ってしまった映画だった。最高でした。

陳麻婆豆腐|カルディで買える陳麻婆豆腐が辛すぎ、でも美味すぎてやばい!

妊娠中~出産後すぐは辛いものがまったく食べれなかった。

大好きだった中本蒙古タンメンも一口でギブするレベルになり果てており、ずっとこのままか…と落ち込んでいたけど、子どもが2歳になると同時に謎の味覚復活。 約3年分の辛味を取り戻そうと辛いモノを食べ続けるわたしだったが、なかなか好みのウマ辛いに出会えない・・・。

単純に辛いだけのものはけっこうある。どんなものでも一味もしくは七味をぶっかければ辛くなるので。 でも、うま辛いってなかなかないのよねこれが。外食に行くのも、辛味まったくダメな子ども連れじゃーなかなか気が引けるし。 理想は家で、一人まったりタイムにうま辛いモノをこっそり食べたい!なので、家で調理できて、かつ、あんまり手間のかからないものはないのか!

ということで、出会ってしまった陳麻婆豆腐がうますぎた。

カルディ限定販売の「陳麻婆豆腐」が猛烈にうまい

本格四川の激辛麻婆豆腐ときいて即購入。材料もいたってシンプル。

豆腐1丁と、豚(もしくは牛)のひき肉と長ネギと、陳麻婆豆腐。 日本のメーカーのように、「とろみ液粉」的なものはついてないので、別に片栗粉も用意する必要がある。あと水ね。これだけ。

で、パッケージの説明通りちゃっちゃか作って、こうなった。

写真撮ってないけど、花椒の粉がえ、これ全部かけろと・・・?ってくらいの量でついてくるんで、お好みで辛さの調節もできますよ。 だけど、食べ進めるにつれて「あ、うまい」→「あーこれちょっと辛いな」→「おーちょっと胃がやばいかも」という感じで徐々に徐々に辛味が効いてくるので、初めて食べるときは追加粉なしでいいかもしれない。

豆板醤の辛味よりスパイス系の辛味が強いので、味噌っぽい濃い目の感じが好きな人には向かないかも。日本のメーカーが出してるレトルトの「黒麻婆豆腐」系が好きな人にはぜひおすすめしたい! 個人的には、家庭で食べる黒麻婆豆腐の最上級レベルだと思います。まさに旨辛の極み!

ひき肉も自分で準備するものなので、肉喰ってる感もすごいです。もし作るなら、長ネギは大きめに切ることをおすすめします。辛味の中のオアシスになりますよ!

4食分入って600円程度とコスパも良いので、カルディに寄った際にはぜひ探してみてください。

残穢|家に置いておきたくない本

読んだ直後、「この本を家に置いておきたくない」と思った。


小野不由美さんの書かれた、ドキュメンタリーホラー小説。
実写映画化もされているけど、映画は興味なかったので小説版を読んだのだが・・・。

 

一人暮らしの人は読んじゃダメ!とかよく書店で紹介されていたけど、わたしは一人暮らしじゃないので余裕でしょ!と思っていたのです。

思っていたのです・・・!

ルポルタージュのような表現が想像力を掻き立てる

最初から最後まで主人公の名前は出ず、「私」の語り口調で綴られています。

ホラー小説の執筆を生業としている「私」の元に読者である久保さん(仮)の手紙が届くところからストーリーは始まる。

一人暮らしの部屋で畳を掃くような不審な物音がするという内容だったが、同じような手紙を以前にも読んだことがあると手元に届いていた恐怖体験の手紙を漁ると、やはり同じような体験をしている人がいた。

差出人は、部屋番号こそ違うものの久保さん(仮)と同じ岡谷マンションの住人だった。

興味を惹かれた「私」が久保さん(仮)と不動産会社へ問い合わせてみても、岡谷マンションで事故や事件、自殺が起こったことはないらしい。

ただし、過去の岡谷マンションの住人が別の怪奇現象に遭遇するなど、人が居つかない部屋があるとのこと。

そこで、岡谷マンションが建つ以前の土地になにか理由があるのでは?と探ってゆく―――。

 

「私」の知り合いや久保さん(仮)を巻き込みながら、淡々と話が進んでいくんだけど、盛り上がりどころがない、派手にウワーッとなるような怖さがないので、退屈に感じる人は多分そこまで好きになれないと思う。

だけど、色々なことを想像してしまいジワジワとくる怖さが好きな人は怖くて堪らなくなって、この本を捨ててしまいたくなるはず。

最終的に点と点がつながる

岡谷マンションでの怪異に始まる過去住人の恐怖体験や、過去実際に起きた事件、近所の気の触れた人の話。

一見まったく関連が無いように見えながら、徐々に徐々に繋がっていく怪異に引き込まれます。

 

「え?あれってそういうことだったの?」

 

って理解してしまった瞬間、もうこの「残穢」という本自体を家の本棚に置いておきたくなりました。